夏の夜中のタクシードライバーの楽しみって言ったらコレだよね #1
暑い暑い。
車内に目薬放置したらプラスチックの容器がぐにゃっぐにゃになったからね。
ちょっとしたアート作品かなってくらいの。
もちろん僕は貧乏性ですから。
貧乏性っていうか身も心も貧乏ですから、全然余裕。
中身漏れてる訳じゃ無いから全然使える。
なんなら見た目少しお洒落になって高級感増してますから。
通行人に使っている所を見られたって、そんなもん羨望の眼差しでしょうよ。
って事で見せびらかす勢いで使おうとしたら、容器押しても固くて一滴も垂れて来ないんですよね。
あ〜そう来る?
ルックス全振りで実用性消えちゃったパターンのやつ?
瓶の中の帆船みたいな、眺めて楽しむ段階に移行しちゃった目薬?
つか、改めて見たら歪に変形した単なるプラスチック容器だし。
こんなもん何がアート作品ですか。
アート作品に失礼。
一刻も早くタクシーで踏み潰して粉々にしてやりたいわこの目薬。
ロープでくくりつけて市中引き回してやりたいわ。
で、まぁそんな灼熱の日々ですから、目薬如きで熱くなるのも分かって頂けますよね。
暑すぎてね、日中は犬の散歩をしている人がいなくて、みんな暗くなってからしてますね。アスファルト歩くと火傷しちゃうからね。
ただね、夜中でも犬の存在に気付けるように、光る首輪を付けているのをよく見ます。
中には結構カラフルにピカピカ光らせているパターンもありまして。ゲーミングドッグって呼んでいるんだけど。
タクシーで夜の住宅街を走っているとギョッとする事あるよね。
視認性が上がるので大変宜しいのだけど、暗がりの地面で突然ゲーミングドッグがすばしっこく動き回るから、老人とかが見たら腰抜かすんじゃないかって思う。
RTX50シリーズくらいキビキビ動いてるから。
最近はゲーミングドッグに遭遇するのが夜のちょっとした楽しみになっている部分ある。
そろそろ夏の季語になっても良いんじゃないかな。
タクシードライバーの楽しみの一つとして、ゲーミングドッグ探しってのはどうです?
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