イラストレーター竹内星菜さんが体験したタクシーの危険運転に関して思う事

タクシーコラム

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タクシー関連のニュースをチェックしていたら、美しすぎるイラストレーターという肩書きを持つ竹内星菜さんのツイートがヒットしました。
以下ツイートを引用。

漫画『小学生の妹がバンギャです』という作品で知られ、2019年7月3日にグラビアデビューも果たした美しすぎるイラストレーターという肩書きを持つ竹内星菜さんが遭遇した危険運転行為を行うタクシードライバーの話。
内容としては、タクシーに乗車した際に微かな話し声が聞こえて確認すると、ドライバーがライブ動画を再生しているスマホを太ももに置き、それをチラ見しながら運転をしていたとの事。
いやはや危険極まりない話です…。
これには複数の問題点が挙げられますので順番に解説していきたいと思います。

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スマホを見ながらの走行は道路交通法71条5の5に違反

当たり前ですがスマホ画面を見ながら自動車を運転する行為は極めて危険で、画像表示用装置を注視してはいけないと規定される道路交通法71条5の5に違反します。
画像表示用装置とは主にスマートフォンやカーナビの事で、年々増加しているスマホによるわき見運転事故を防止するために今後は罰則も強化され、2019年12月までに施行される事になります。
改正前は保持しながら運転をすると5万円以下の罰金だったものが、6ヶ月以下の懲役または10万円以下の罰金と、かなり厳しいものに変わります。
また、スマホの注視や保持によって交通の危険を生じた場合はより厳しく、今までは3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金だったものが、改正後は1年以下の懲役または30万円以下の罰金という罰則が科せられることになります。
つまりスマホに起因する事故が多い為に時代は厳罰化へ進んでいる真っ最中な訳です。
それをあろう事かプロドライバーが行ってしまったという事案…。

空車でも勿論だめだけど、実車中はより深刻である理由

お客さんを乗せていない空車状態であっても決して許される行為ではありませんが、なんとお客さんが乗車している実車中にスマホを見ながら運転するという状態は極めて悪質です。
他の交通や歩行者を危険に晒している事は変わりませんが、実車中はそれに加えて乗客の生命までをも脅かす危険行為となります。
さらに言うとタクシードライバーは運送業であると同時に接客業でもあります。
スマホ画面をチラ見しながらの接客ですので危険な運転という部分を差し引いても問題ありだと思います。

そうまでしてもライブ配信を見ると言う依存度

タクシードライバーはプロドライバーですから、様々なリスク回避や危険予知の知識と経験は持ち合わせている筈です。
ほんとかよ?なんて思われる方も多いとは思いますが、それは事実です。
だからこそ過信から来る漫然運転に起因する事故は後を絶たない訳ですが、今回のケースは過信に加えて依存が垣間見えます。
好きな配信者でもいるのかも知れませんが、車を停車して閲覧するといった発想にすら至らない、或いはそうしてしまうとずっと停車させてしまう事になり仕事にならないといった判断から、結果的にながらスマホになってしまったのだと想像できます。
何かに依存してしまい優先順位がおかしくなってしまうタイプの人物が、他人の命を預かって行うタクシードライバーという仕事に向いているとは決して思えません。
今回はたまたまライブ配信だったのかも知れませんが、そういうタイプの人はゲームだったりwebのページだったりを運転中に見てしまうリスクがあるという事です。
スマホはそういった誘惑が多いので、少なくとも現時点ではそのままハンドルを握らない方が良いのではないかと考えます。

改善策

優先順位がおかしくなってしまうくらい何かに没頭してしまう方は、まずはそこの部分の自覚をし、改善、及び対策を行ってからハンドルを握らなければなりません。
竹内星菜さんもツイートで仰ってましたが、何かがあってからは遅いんです。
スマホが手元にあるとどうしてもいじってしまう人は、着信に気づけない等の多少の不便はあってもトランクに入れて運転するなどの対策が必要ではないかと思います。
そういった意味では厳罰化を控える今のタイミングは絶好の機会だと思います。
このタイミングで依存しやすい自分を自覚して、手元から遠ざける措置によって事故のリスクを減らせば、それはお客さんに不安な思いをさせない事にも繋がります。
プロドライバーとして最低限の事だとは思いますが…。

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