警察に捕まって荷物を調べられ出てきたヤバい物の正体とは
金髪ショートで色黒、シュッとしたイケメンでThe渋谷系といった口調の若い男性のお客さん。
「いやーガブガブ呑んじゃって、完全に酔っ払っちゃいましたよー。タクシー代痛いっすわー。」
なんて。
チャラい口調ではあるけど意外と敬語もできてて、とにかく話好き。
色々な興味深い話しをしてくれる。
中でも一番良かったのが次のくだり。
「自分ほら、見てわかるとおり酒好きじゃないっすか。」
確かにそんな見た目してる。
「元々サッカー部だから酒好きなんすよー。元サッカー部つったら100パー酒好きだから。」
強烈な偏見をかましてくるけど、何となく頷けてしまう。
「でもこの間酒呑んだあとにチャリ乗っちゃったんすよ。したら今チャリの飲酒運転も取り締まってんすよね。」
状況を聞くと無灯火で走行していたらお巡りさんに止められて、酒の臭いを嗅がれてバレたらしい。
「2回やっちゃうと講習とか色々面倒くさくなっちゃうんで酒呑んだらやっぱタクシーに限りますよ。」
いやこれはほんと、事故起こす前にそうして欲しいですね。
「そんでそん時なんすけど、お巡りに荷物まで調べられて、カバンの中身とかチェックされたんすよ。いやあり得なくないっすか。普通そこまでするかよって。」
一旦何かで取り締まりを受けると余罪調べられるあれですね。
警察も鬼の首とったように強気になりますから。
「自分酒めっちゃ飲むんで、頭痛薬をカバンにいつも入れてるんすよ。バファリンを。お巡りがそれを見つけて、これお前シャブじゃねーのかって言うんすよ。いやこれバファリンだわ!」
さすがにこれは爆笑。
このお客さんいいネタ持ってんなー。
「いや自分見た目こんなんすけど、シャブとかさすがにやんねーっすよ。酒で十分だって。」
ちゃんとそれ以降は酒呑んだら自転車にも乗らないと決めているそうで、この日も駅に自転車を置いてタクシーで自宅に帰る所でした。
ちゃんとしてる!
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